12月号のELLE(エル・ジャポン)です。
今、電子書籍でも読めるので、雑誌を買う人は少なくなっているでしょうか。
20、30年前は、雑誌から情報を得ることが主だったので、大量の雑誌を購入していました。
上の写真のような、ファッショニスタのおしゃれスナップが好きで、よく読んでいました。
好きなモデルやエディターさんのファッションを随分と参考にさせてもらったりしてましたね。
もちろん、そのまま参考にできるわけではなく、部分的にチョイスしたり、全体のイメージを掴み取るのです。自分がどんなファッションに惹かれるのかを知ることができます。
20、30代で自分の好きを突き詰めたので、自分の好きなもの、MY定番などが決まってきてしまったので、最近は雑誌をそうそう見ることがなくなりましたが、こうして見るとまた新鮮です。
上の画像は私のスクラップブックです。
ちょうど、90年代後半くらいでしょうか。
雑誌を購入すると、好きなファッションやモデルさんの写真を切り抜いてファイルしていました。
それが結構大量になってしまったまま放置でした。
正直、子育て中は、そんな暇はなく、雑誌をたまに買っては、パラパラとめくって見るくらいでした。
これ、引越しを気に、全部捨てようか?とも思ったのですが、途中まで綺麗にスクラップにしてあったので、厳選して、残り全部をスクラップブックに貼りました。
こうしてみると、好きなものは変わってないです。
今見ても、ときめきます笑
娘に、「よくそんなことやってられるね。Pinterestで保存していけば?昔のも検索で出てくるよ。」と言われて、見てみたら、ほんとそう!驚いた。
いや、私もPinterestやってるよ。でも、使いこなしてなかったなー。
娘は、綺麗に、フォルダ分けしてスクラップしていました。
私の20代は、自分の外見に悩むとともに、ファッションに悩み、自分をどう表現していきたいのか?どう見せたいのか?というのもありますが、どうなのか!どう生きていきたいのか?というところまで、突き詰めたような気がします。
身にまとうファッションを選ぶというのは、自分が一つ一つ選択するわけです。
他人がこうだから、とか。流行がこうだからということだけで選択していても、自分らしさは掴めません。
雑誌から惹かれる写真をどんどんチョイスしていき、スクラップブックを作ることは、今の自分のファッションの大きな土台となっています。
雑誌を見なくてもお店に行かなくても、欲しい時に買いに行けば、自分らしいものをセレクトできるようになりました。
私のコンサルティングを受けるお客様には、最初に、どんなファッションが好きか?理想とするファッションは?ということお聞きします。
もし、何を着ていいかわからない、おしゃれには見せたいけど、自分に何が似合うかわからない、というのであれば、まず、スクラップブックを作られることをお勧めします。
もちろん、Pinterestでもいいです。
現実的に買えない高い服であるとか、見るからに似合わなそうとか、考えなしになんでもいいので、かたっぱしから集めていくのです。
その集めた中に、自分があります。
どのようなものに惹かれるか?ということが見えてくると思います。
まずは、そこからです。