これまでの仕事の紆余曲折第2弾です。
あまり、興味がないだろうなと思いながらも書いてしまいます。興味がなければスルーしてくださいね。
私自身は他人がどんな仕事をしてきたか?ということにとても興味がある方です。
就職氷河期っていつだっただろう?と思い出しました。
1990年代半ばから00年代前半ってウィキペディアに書いてありました。
私が、20年勤めたコンピュータ企業を辞めた後、再就職はかなり厳しくなっていたと思います。
35歳神話と言われ、転職は35歳までという神話がありました。その年齢でぱっくり明暗を分けました。ほぼ同時に辞めた後輩が、正社員ですぐに再就職しました。
私は退職した後、40歳を超えていましたので、再就職は簡単ではありませんでした。
その時は、娘も4歳で、私は心身ともに病んでいましたので、しばらくゆっくり子育てに専念してから仕事を探そうと思っていました。
しかし、この、しばらくゆっくりして・・・というのは曲者ですね。
ゆっくりする時間は大事で、それは、必要な時間だと思います。
が、そうして、日々家にいたことで、社会に復帰する自信がどんどん無くなっていったような気がします。
体調も戻らない私に、周囲の励ましもあり、本当に、少しずつ復帰することができた、という流れです。
最初は、カフェレストランで、週4で、6時間勤務でキッチンで調理を担当しました。
想像以上のかなりの肉体労働でした。ボール、鍋のデカさも半端じゃないです。持ち運びだけで腰、気をつけないと!ってレベルですね。やけども結構しました。おっちょこちょいなので。
でも、料理は楽しかったですね。求められるレベルが高く、なかなか一人立ちできなかったのですが、未だにパスタだけは得意です。1年くらい働きました。
その後、イギリス人のジュエリーデザイナーさんのイベント時の販売をしました。
ここも、週に3〜4日くらいでした。都内の百貨店の催事コーナーです。
リピーターの方や、ファンの方が催事の時めがけて来てくださったりして、楽しかったですね。
でも、アクセサリーはそんなに頻繁に売れるものではないので、お客様がこない時は、忍、ひたすら忍でした。
逆に何人ものお客様が同時に来られて、忙しくなるとパニクりましたね。販売はこの時が初めてでしたので。
ここは、若い社員さんがとてもおしゃれで、気さくな方達だったので、楽しかったですね。
大手企業のセクレタリー業務から、なんで、異業種でのアルバイトを色々と経験したのか?と言うと、ただ、単純にフルタイムでは働きたくなかったというのと、コーポレート業務じゃないことをやりたかったんですね。
20年勤めて、いざ、転職しようとすると、スキルが年齢に見合わないとジャッジされるのです。
その時の私の年齢だと、求められるのはマネジメントレベル。
が、しかし、私の職種では、そもそも入り口が別で、マネジメントになれるルートはありませんでした。
転職が厳しい・・働いてきたスキルが通用しない・・などから、好きなことでお店やりたい・・とか漫然と考えるようになりました。
今思うと、短絡的ではあるのですが、何か、自分の経験を積み上げて何かを残していくことをしたかったのですね。また、生活も支えていけるような収入もしっかり得たいと思いました。
そしてもう同じことは繰り返したくない。
はっきりとやりたいことが明確ではなかったので、何か糸口になればいいとの思いもありました。
しかし、なかなかそう簡単ではないです。
でも、この時期の思い、感じたことは、今の方向性を形作る土台となりました。
また、この続きは、第三弾。また、機会あれば書かせていただきたいと思います。