今日は、こんなテーマで。
会社を辞めたいと思った時に、まず最初に考えることは何か?ということを書きたいと思います。
会社を辞めたいと思う経験は、だれしも一度はあるのではないでしょうか。
私も長いサラリーマン時代に、何度かありました。
「もっと自分に向いている仕事があるのではないか?」
「煩わしい人間関係から逃れたい。」
「自分に自信がなくなってしまった。」
など、長く仕事をしていると様々なことがあります。
また、もっと悲惨な状況にいる人もいるでしょう。
「パワハラで精神的に辛い。」
「残業代も出ないのに、働かされている。」
転職したいが勇気がでない、背中を押して欲しい、または、今の会社でなにかするべきことはあるだろうか?
会社を辞めたいと思っている皆さんは、それぞれ悩んでいることと思います。
心が病んでしまって、明日にでも逃げ出したい人もいるかもしれません。
そんな時は、追い詰められて我を忘れがちですが。
ここは冷静に、まず、ご自身の辞めたいと思う理由にフォーカスしてみてください。
そして、その感覚にフォーカスしてみるのです。
その感覚は居心地が良くない物でしょう。であれば、それを捉えて手放すようにしてみましょう。
そんなことでと思われるかもしれませんが、大事なことなんですね。
「パワハラを受けた」ことで、傷ついた感覚を手放すこと。
「残業代も出ずに、働かされている」疲れた感覚を手放す。
手放すというのは、受け止めて放すということです。
手放すと、自分の波動が上がります。
アインシュタインの「いかなる問題も、それをつくりだしたときと同じ意識によって解決はできない」という言葉通り、問題を作り出した意識では、物事は解決できないのです。
まずは、波動をあげて、高い視点から問題を解決すること。
べたっと現実に突っ込むのではなく、俯瞰の目で自分を見るというのが感覚的に近いでしょうか。
自分を客観的に見ることができず、その場しのぎで逃げてもまた、同じようなことが手を変え品を変えて繰り返されます。
波動を上げて、改めて自分の仕事に思いを巡らせた時、どうしたら良いかということが見えてくるかもしれません。
そして、その時、「やはり、ここは自分に居場所ではない」と思えば行動すれば良いですし、逆に、辞めようとしていた会社で、やり甲斐を見出せるかもしれない。
そんなふうに、見極めていくことが大事です。
私は、以前、パワハラを受けたと他の記事で書きましたが、その時は、本当に辞めたくて、冷静さを失っていました。
今思い返せば、年齢的に転職が難しいとか、辞めたら生活が成り立たないとか、ネガティブな思考に陥っていました。実際に転職活動をしていてもなかなか決まりませんでした。そのガチガチな制限が、よけい拍車をかけていたような気がします。
その時に、もう少し、高い視点で見ることができたなら、さまざまな選択ができたでしょう。
体調がよくないならまずは傷病休暇を取得する。
パワハラの瞬間を録音しておく。
などの様々な自分を守る対処法もあったかもしれません。
自分の周囲に振り回されるのではなく、自分の内側に目を向けること。
簡単ではありませんが、日々、意識していきたいことの一つです。